初めは、何か大きな力やきっかけが欲しくて
ギリシアまで行きました。
ですが、私がギリシアで得た気づきは、
望んでいたものと正反対のものでした。
それは、
行きの飛行機から始まっていました。
私はどちらかというと映画よりも
本を読む方が好きなのですが、
機内は夜で暗かったこともあり、
「グレイテスト・ショーマン」を
観ることにしました。
※以下ネタバレがあるので、
これからご覧になる方は注意で!
貧しい出の主人公は、
お嬢様と恋に落ち結婚します。
奥さんに見合うように頑張って
ショービジネスで成功しますが、
奥さんとすれ違い、
奥さんは子ども達を連れて実家に帰ります。
いろいろあって奥さんを迎えに行った
主人公は、奥さんにこう言って詫びます。
「ひとかどの人物になりたかったんだ」
私には、この言葉がグサァ!っと
刺さりました。
私も同じだ、と。
「ひとかどの人物」になりたかったんだ。
「王族にセッションしたい!」
それは私の中の純粋な欲望ですが、
でもやはりどこかに
人から尊敬されたいとか
認められたいという気持ちがあったのです。
奥さんは答えます。
「恋に落ちた時のあなたで良かったのに」
1日目の夕食後からは絶不調で、
ホテルのフロントの人に嫌な思いをして、
夜は家に帰りたくて一人で泣きました。
声を出して泣いたら少しスッキリして
持って行った
鮫島純子先生の本を読みました。
先生の本には、
その時の私に必要な事が書かれていました。
ああ、今いっぱい学んでるんだな。
私も子ども達にイライラして強く言うから、
こうして人から強く当たられるんだ。
そうして、出発前に子ども達が
持たせてくれた手紙読みながら
反省しました。
その日はそのまま眠ってしまい、
翌朝は早朝散歩のおかげで
だいぶ気が晴れました。
ホテルのプールで本を読んでいたら、
良く読んでいる
「ナリ心理学」というブログの
更新通知が来ました。
「人の目気にしてるやつに物申す」
的なタイトルで。私じゃんw
「人のこと性格悪いと思ってるから
人の目気にするんでしょ?」
って。本当そう。
食べ切れないことに気を遣い
せっかく無理に家を空けて来たのに
楽しめないと主人に気を遣い。
どこにそんな性格悪いヤツが居るのかw
旅行で行く場所すら、
メジャーな所へは出来るだけ行かなきゃと
どこかで考えている自分が、
つくづく馬鹿らしくなりました。
体力もないし、時間を気にしたくない。
じゃあ、いくら名所だろうと、
わざわざ混んでいるバスに乗って
違う街まで行かなくてもいい。
歩ける範囲を、じっくり噛み締めよう。
無理に楽しもうとするのも辞めて、
休みたい時は休もう。
アテネで会ったオーストリア人のお兄さんに
「サントリーニ行ったのに
イアの夕日も火山もレッドビーチも
見てないの?w」
と言われた時は、
「それでも、とても楽しかったよ」
と心から言えました。
サントリーニ島からアテネに移動して
ホテルに着いたらビデオチャットしようと
主人と約束をしました。
この時間なら、
子ども達もまだ起きているはず。
散々道に迷って、予定よりも大分遅れたし
途中で連絡することも出来ませんでした。
心配しているだろうと
部屋に着いて休むことも後回しで
主人にコールしたのに、
「お、無事着いた?」
主人はケロっとしていました。
アテネの空港からホテルまで
メトロで来たと言うと、主人は
「メトロで?逞しいな」
と笑いました。
その瞬間、私の中で何かが変わったのです。
そうだ。
いつもの私なら迷わずタクシーだ。
でも私は、1人でメトロの切符を買って
たくさんの人に助けて貰って
ここまで来れたんだ。
「子ども達を呼ぶね!」
生意気盛りでしばしば手を焼かせる長女が
画面に顔を出した時、
私は声を上げて泣きました。
下の娘に接するようには
素直に可愛がれないこの子を、
自分がとてもとても愛していると
思い知りました。
「ママね、寂しいけど頑張ってるよ。
たくさん勉強してる」
長女はずっとニコニコしていましたが、
通話が終わった後で号泣したそうです。
実は、今回の旅には何人か誘っており、
中でも最後の最後まで
検討していた親友がいました。
私の経験している寂しさや気づきを
サントリーニ島から彼女にシェアした所
「やはり今回は1人で行く旅だったんだね」
と言ってくれました。
彼女がいてくれたら、
感動も楽しさも不便さも
全て完璧に共有し、昇華出来たでしょう。
しかし、それでは本当の寂しさは
体験できませんでした。
そして、今回の旅では
自分の大嫌いで情けないところも
たくさん出て来ました。
持って行った鮫島純子先生の本に
「嫌なことがあった時は、
『私の中の悪いものが出て、
そして消えて行った』と考えましょう」
と書いてあるのを読み、
自分の大嫌いな所も
すーっと消えて行くのが解りました。
アテネのメトロでスリに遭った時も、
鮫島先生が詐欺に遭われた話を思い出し、
「被害者はステージが上がる」
と、すぐに気持ちを切り替えることが
出来ました。
1人で行ったこと。
持って行った本。
読んだブログ。
全てが仕組まれたように
完璧に揃った旅でした。
ギリシアに行く前は、
私が私らしく
心から幸せを感じる時間は
最早セッション中だけかもしれないと
思うことすらありました。
大きな力を得よう!
もしかしたら凄い人に出会うかも!
そんな期待を持って訪れたギリシアで、
自分がとても満たされていること
家族が大好きなこと
素晴らしい友人がいること
たくさんの人の助けも
自分の中に勇気もあることに気づきました。
ひとかどの人物にならなくても、
そのままの私で幸せだし
私は全て持ってる。
そう思えました。
欲しいものが
本当に必要なものとは限らない。
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