メンタル・マインド

人は変えられない。けど…

人を変えたいと思うとき

 「人は変えられない」と言いますね。

いやー本当変えられない!
どうして?ってくらい変えられない。

それで、ここがとても大切なのですが、
人のことが気になる時って往々にして
往々にして自分が変わらなきゃいけない時
なのです。

「社員が〇〇だから売り上げが上がらない」と苛立つ時は、
自分のコミュニケーションや考え方に問題がある時だし、

「パートナーが反対するから出来ない」と訴える時は、
本当はチャレンジするのが怖いからだし、

「家族が物を捨てない」と訴える時は、
自分に手放さなければならない物があると薄々気付いているし、

「親のせいでこんな人間になった」と訴える時は、
違う自分になりたいけどなれない時。

人のことが気になる時は…

「人は変えられない」と嘆きつつ、 
「人は変えられない」 と解っているから、 
「私の願いは叶わない」と自分を納得させようとしている、
という構造です。

「人は変えられない」これが紛れもない現実です。
いろいろ諦めましょう。

人の人格も、人の心も変えられません。

でも、あなたが変われば周りの人は変わります。
過去への解釈が変わります

あなたがチャレンジを続ければ、
やる気のなかった社員も
背中を見て一緒に頑張ってくれるし、
(そもそも人の事業にそんなに一生懸命になれませんw)

反対していたパートナーも
応援してくれるようになるし、

黙々と自分の物を整理すれば
家族も片付けを始めるし、

親のせいにするのをやめて自分の人生を生きれば、
過去にあったことの意味が変わるでしょう。

そしてその前に、
「どうでも良くなる」
というプロセスがあります。

自分の理想を実現するために一心不乱になれば
社員に過度に期待しなくなるし

自分が夢中になっていれば
パートナーの反対とかどうでも良くなるし

自分の身の回りが片付いていれば
家族の物が溢れていてもどうでも良くなるし

自分の人生生きていれば
親が過去にあなたにしたこともどうでも良くなります。
感謝が芽生えることさえあります。

そして最も大切なのは、人のことが気になる時こそ
あなたが大きく変わる時
ということです。